キャンプの絵本
2018/08/27
今発売中のtocotocoは、アウトドア特集。
わが家も、ブームに乗って、次女のたねちゃんが生まれてから始めたキャンプは、3年目。
車はオンボロの軽自動車で、魔女の宅急便のキキのお父さんのように、屋根の上に荷物を積んで出かけます。いかに荷物を減らすか・・・シンプルキャンプを目指しているのですが、ついつい便利なギアが欲しくなってしまうのが、悩ましい。
最近も、子どもたち用の白いベンチを購入してしまいました。設置がとてもラクだから・・・という言い訳とともに。
のんびり気ままな家族のキャンプも、ワイワイにぎやかでラクチンな友だちキャンプも、どちらも好きで、この夏も3回のキャンプを楽しみました。
海、川、森、山、いろんな自然の中で、朝から晩まで自由!やりたいことがなんでもできるキャンプは、それ自体が最高の遊び。おとなは、おいしいものを食べながら、おしゃべりしながら、のんびり飲めるのが至福です。
この数年、ことり文庫でも、キャンプの絵本コーナーは夏の定番です。
ロングセラーの絵童話「はじめてのキャンプ」は、5歳くらいの女の子が、大きな子たちにまざって自分たちだけ(付き添いのおとなが、ひとり)でキャンプにいくお話しで、荷物の準備から夜のトイレまで、キャンプの醍醐味がぎっしり。
すべての道具をみんなで分担し、大きなリュックに詰めて、えっちらおっちら。キャンプ場ではない川原で、椅子は石、薪集めから始める炊事方法もワイルドだし、三角テントもなつかしい昔ながらのキャンプで、便利な現代のキャンプよりもいっそう、非日常と達成感が伝わります。
高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるならば、「冒険図鑑」もぜひ。
副題は「野外で生活するために」とあり、はじめてキャンプにいく、というシュチュエーションのもとに、歩く、食べる、寝る、作って遊ぶ、動植物との出会い、危険との対応など・・・約500項目について、アウトドアに必要な知恵がつまっています。たとえば、「寝る」の章では、テントについて書かれる前に、野宿の方法が詳しく解説され、眠れないときはぼーっとする、なんていうことまで指南してあり、これはもう、アウトドアではなく、冒険の書。
究極の実用書であり、心おどる壮大な読み物でもあり、ロマンたっぷり。なれたキャンプも、特別なものになりそうな1冊です。
ほかにも、いとこと一緒に
大家族でてんやわんやに
連泊して静かに星空を見上げて
それぞれのスタイルにあった絵本が、たくさんありますよ♪
「はじめてのキャンプ」
林明子 作 福音館書店
「冒険図鑑」
さとうち藍 文 松岡達英 絵 福音館書店
『ことり文庫は、子どもの本と、ゆっくりとおだやかな時間をあつかっています。子どもの本のもつ、あたたかさややさしさや信頼というようなものを大切にしています。
鎌倉市極楽寺1-4-12
http://kotoribunko2525.wix.com/kotoribunko
『ことり文庫は、子どもの本と、ゆっくりとおだやかな時間をあつかっています。子どもの本のもつ、あたたかさややさしさや信頼というようなものを大切にしています。
鎌倉市極楽寺1-4-12
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