手を掛けて住まう
2017/11/17
クリスマスツリーをポチりました。自宅にツリーって人生初です。昔はそんなにみんなの家にツリーってなかったですよね? わたしが団地っ子だからかしら?? 果たしてツリーは必要なモノなのか? 不要なモノなのか? 結構悩みました。が、結局子どもが喜ぶ顔が見たいのと、もしかしたらそれ以上に、子どもと過ごすクリスマス風景の自己満足でポチりました w
暮らす場所もインテリアも親が選んだものが、子どもの素地になる。面白くもあり、責任重大だなぁと思います。さて、先日友人宅へ遊びに行ったら、“こんな家で育つ子は幸せそう〜” と、羨ましくなったので、今回はそのお宅を少しご紹介します。
タバコ屋さんのお隣にある、外観はなかなか渋い物件です。個人的には大好きですが、一般的に住宅としてのイメージがつきづらい? 気もします。けどね、こーゆーのが化けるのですよ。
ガラガラ引き戸を開けると・・・ じゃーん! おしゃれなカフェみたいな素敵な空間が広がります。
はい、元タイル屋さんの戸建て賃貸です。壁に貼られた富士山タイルめっちゃいいですよね。
玄関とリビングの境が曖昧な土間には、水栓まであってオリジナリティ満載。
用途を決められた空間に人が合わせて住んでいるのではなく、空間を活かして住みこなしている感じが、このお宅の居心地の良さに繋がっている気がしました。ちなみに2階はバルコニーと和室が2室。
既存のレトロ照明と木枠の窓を活かし、ペーパーホルダーとタオルハンガーは自分達で交換したというトイレ。とてもいい雰囲気です◎
コンパクトでレトロな台所も、絶妙なセンスでとても可愛いく、工夫して使いやすそうになっていました。
「土間スペースはゆくゆく子どもの遊び場にぴったりかなぁ」 と、大きなお腹をさすって笑う彼女は、間も無く新しい家族を迎え入れるにあたり、ご夫婦二人で暮らしていたマンションから戸建てへの引越しを決めたそうです。
住む人が手を掛け愛情を注いでいる家は、独特の落ち着きがあって、なんだかほっとします。 “手を掛ける” ってことにおいては、中古戸建はもってこいの物件ですよー。(笑) 住まいは完全にプロによって作り込まれたものより、実際に暮らす人が手を掛ける余地があった方が、個性が出るし断然光る。と思うのであります。はい。
『戸建暮らし』 http://kodatekurashi.com/
サイコノゾミ
個人事業主『サイコ34号棟』の屋号で不動産のPR・ライターとして活動。夫と息子(3歳)とフレンチブルドック(6歳♂)と築40年の賃貸戸建て暮らし。
サイコノゾミ
個人事業主『サイコ34号棟』の屋号で不動産のPR・ライターとして活動。夫と息子(3歳)とフレンチブルドック(6歳♂)と築40年の賃貸戸建て暮らし。