海外で見つけた絵本
2018.10.18
私は仕事柄(イベントなどで古書を販売しています)、海外に行くと、書店やセカンドハンドショップをのぞくようにしています。言語がわからなくても、手芸やクラフト本、絵本なら、写真や絵を見ているだけで楽しいし、表紙のデザインが素敵なものは、インテリアとして飾るのもいいなと思っています。
息子と出かける旅では、思い出に必ず1冊は絵本を買うようにしていますが、お店用とは選ぶ視点が少し違います。まずは息子が興味を持つこと。英語の絵本なら日本語に訳しながら読んであげるので、簡単な英語で、息子も私も英語の勉強にもなるような本を選ぶようにしています。
左はハワイのセカンドハンドショップで買った、レトロなイラストがかわいい絵本。ティギーちゃんというハリネズミの女の子が、学校に入る準備をするために買い物に出かけるというもの。息子の一番のお気に入りです。
右はまだ1歳の頃、こちらもセカンドハンドショップで、息子が棚から「ほしい」と選んできたトーマス。文章がメインなので、まだ眺めているだけですが、いつか一緒に読めるといいなと思います。
こちらは新刊書店で購入した2冊。『はらぺこあおむし』のクリスマス絵本は、数の勉強もできます。右はハワイの「サイミン」という、ラーメンのような麺料理の作り方を数の勉強とともに教えてくれる本。その土地ならではの本があると、思い出になるのでいいなと思います。
最後は元々持っていた洋書で、子どもと一緒に読むのにいいなと思って出してきた本。左は影絵の本。最近、寝る前に天井に影絵を作るのがブームで、ちょっと難しいのですが、これを見ながら影を作ると、とても喜んでくれます。
右の本は、刺しゅうがかわいいアルファベットの本。絵を見ながら、英語も覚えてくれたらいいなと思います。
洋書は読めないから、と敬遠しがちですが、意外と楽しめるものが多いです。日本の書店でも扱っているところもあるので、ぜひ見てみてはいかがでしょう?
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。『tocotoco』本誌では、お取り寄せの連載を担当。一児の母。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。『tocotoco』本誌では、お取り寄せの連載を担当。一児の母。