親子で夢中に。大充実のワークショップ体験
2018.11.19
先日、『tocotoco』でもおなじみの、音楽家の良原リエさんの主宰するイベント「たのしい手作り子そだて祭」に参加してきました。
会場は埼玉県川口市にある『タナビケ』。カフェやショップのある『senkiya』のお向かいにありました。
カフェやショップがぐるりと囲み、真ん中の空間で子どもたちが自由に遊ぶあたたかな風景。我が家からは少し遠いですが、近くにあったらぜひ通いたい、とても素敵な場所です。
良原さんの声がけで出店されていたのは、写真家の砂原文さんとスタイリストの河野亜紀さん、グラフィックデザイナーの葉田いづみさん、暮らしの装飾家のミスミノリコさん、音楽家のシーナアキコさん、菓子屋のもりかげ商店さん、ケータリングユニットのエプロンズさんと、とても豪華! それぞれの得意分野でのワークショップに参加できる、すごく贅沢なイベントです。
まず食いしん坊の息子が食いついたのが、もりかげ商店さんの中身が選べるどら焼き屋台。
目の前でふっくら焼きあげてくれるどら焼きに、粒あんのほか、ドライフルーツやジャムを選べるのは、大人も嬉しいところ。息子はもちろんペロリでした。
早速ワークショップに参加。最近電車に興味のある息子は、良原さんの「切り抜き電車でミニスクラップ作り」を選びました。チラシやパンフレットの電車を選び、迷いもなく、どんどんのりで貼っていくのに驚き。子どもは思ったよりもできることが多いんだなという発見にもなりました。
そのあと、砂原さんに写真を撮っていただき、その場でプリントしてもらった写真と紙を組み合わせて、ガーランドづくり。たくさんある材料の中で、子どもが色や糸を選び、マスキングを自由に貼っていきます。仕上げは河野さんにお任せしたので、さすがのかわいさに仕上がりました。プロのカメラマンに写真を撮っていただけるのはイベントならでは。珍しい母子ショットもなんだか嬉しかったです。
お昼は『senkiya』にて。この日は料理家の角田真秀さんのランチがいただけるとあって、大行列。待った甲斐のある、とてもおいしいランチをいただきました。
子どもにもやさしく、ベビーベッドがあるほか、絵本もたくさん。子どもたちは次々に「これ読んで!」と持ってきて、すっかり気に入っていました。
お昼を食べたら、良原さんによるライブがスタート! 良原さん歌に合わせて、おもちゃの楽器を使って、子どもたちも演奏に参加。最後は楽器を持ったままパレードと、幸せなひとときでした。
私自身が参加したかった、葉田さんの紙のアクセサリー作りや、ミスミさんのニードルパンチ、シーナさんの楽器づくりには残念ながら参加できませんでした。でも、成長とともにできることも変わってくるので、親子でいろいろなワークショップに参加して、それぞれ好きなこと、得意なことが見つけられていったらいいなと思います。がんばって行ってよかった…!と思えた、大充実の1日でした。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。『tocotoco』本誌では、お取り寄せの連載を担当。一児の母。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。『tocotoco』本誌では、お取り寄せの連載を担当。一児の母。