工作は、家ごもりの日の強い味方!
2019.2.18
寒い日が続き、子どもも体調を崩しがちの今日この頃。せっかくの休日も、家でのんびりという日が多くなりました。
一緒にお菓子を焼いたり、おもちゃで遊んだりはするものの、ふと間が空くとテレビを見たがる息子。そんなときに、『tocotoco』最新号で担当した、「親子で楽しもう、誌上ワークショップ開催!」ページが早速役立ちました。
今回ご紹介したのは、ものづくりユニットtententoさんと、イラストレーターで「粒粒」としてケータリングも行う川瀬知代さんが教えてくれた、五感を使ったものづくりのアイデア。どれも身近にあるもので、すぐにできるものばかり(家になくても、すべて100円均一のショップで手に入ります)です。
普段は小学生にお絵描きや工作を教えているtententoさん。小さな子にもできるアイデアを考えてくださいました。
まず、みかんの皮を乾かしているときから、息子は作るのをとても楽しみにした文香。大きな画用紙に絵を描くことが多いですが、小さな紙に描くとまた違った絵になるのも発見でした。思った以上にいい匂いが続くので、嗅いだり、絵本に挟んだりしても楽しい。簡単なのでたくさん作って、祖父母にもプレゼントしました。きっと喜ばれますよ。
保育園までの道すがら、きれいな葉っぱや実を探してストック。干してプレスして、と少し時間をかけて作ったお面。最初はのりを使って作りましたが、外れてしまったため、グルーガンを買い直してつけました。作って遊ぶのも楽しいですが、作るまで、そして飾って、と長く楽しめるのもいい点。イベントに合わせて、もっといろいろ作ってみたいと思っています(節分の鬼も作ればよかったです…)。
そして、たまっていく子どもの絵の残し方としてもすごくいいアイデアだと思った、川瀬さんの花びん。絵の具でちょこちょこ塗っただけの絵をペットボトルに巻くだけで、とても素敵なオブジェに変わりました。立体的になると絵が格段によく見えます。なんでもない絵は、残しておくのを迷いがち。成長に合わせて、たくさん作って飾っていきたいものになりました。
ほかに、風船太鼓とおにぎりに絵を描くアイデアもご紹介しています。編集部の企画から、思いもつかなかった素敵なアイデアに発展させてくれた2組に拍手! 本当に簡単ですぐにできるので、皆さんもぜひお子さんと楽しんでくださいね。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。一児の母。
赤木真弓
フリーランスのライター、編集者。「greenpoint books & things」として、イベントなどで古書販売も行う。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか。一児の母。